16:30の回を観てきました。
ご挨拶ポスター
<演目>
一、歌舞伎十八番の内 外郎売 (ういろううり)
ニ、 襲名披露 口上
中村橋之助改め芝翫
中村国生改め橋之助
中村宗生改め福之助
中村宜生改め歌之助
三、熊谷陣屋 (くまがいじんや)
四、藤娘 (ふじむすめ)
藤の精 坂東玉三郎
<タイムテーブル>
外郎売で面白かったのは、「名は何と申す?」と聞かれた
外郎売が、「尾上松緑と申します~」と自己紹介したり、
外郎売が、早口台詞を茶道珍斎に真似するように
促した後、珍斎が呆然として固まった後、真似するも
口がまわらなくてしどろもどろになるところ。
女形4人の着物が色あざやかで、重厚で美しく、
一つ一つの動きや仕草も艶っぽくてゾクゾクしてしまった。
二幕の口上では、出演者19名が横一列に並び、
藤十郎さんが最初に説明と挨拶。
その後出演者らが次々にお祝いの言葉をのべ、
最後に襲名披露をする4名が挨拶、という流れ。
出演者コメントは、殆どが先代芝翫さんにお世話になった話。
中には橋之助さんへの「奥さんにしかられながらも、
頑張って下さい」なんていうコメントもあり、
会場から笑いが起こっていました。
熊谷陣屋は以前も見たけれど、今回はやけに三味線の
べベンベンベンという激しい音色と、抑揚のきいた
浄瑠璃が耳について離れなかったなー
最後の藤娘では、真っ暗になった会場にライトがつくと
舞台は満開の藤の花で埋め尽くされており、
華やかで印象的な始まりでした。
藤の精の玉三郎さん、可憐で可愛らしくて日本人形のよう(*´ω`*)
つれない男へ恋焦がれる様子、恋する男に勧められ
飲めない酒を飲んでほろ酔い気分になる様子、
美しくて華麗な舞に見入ってしまいました。
素晴らしかった~ (*´ω`*)♥
劇場内は祝賀ムードであふれていました。
お祝いの絵札
幕間の夕飯は、「わらびの里」の花あそび弁当。
でも松茸ご飯は松茸の香り、全然しなかったなー( ̄3 ̄)
筋書は1500円。
スヌーピーとコラボしたクリアファイルが可愛いすぎ(o^^o)
めったに見る事が出来ない4人揃っての襲名披露を
見ることが出来て貴重な体験になりました (o^^o)
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芸術祭十月大歌舞伎 ②
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