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Channel: 日常&観劇日記
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ブロードウェイ・ミュージカル「ファインディング・ネバーランド」

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9月8日(金)シアターオーブ19時開演の

「ファインディング・ネバーランド」を観に行きました。

 

 

 
<キャスト表>
 
 
 

作詞・作曲:ゲイリー・バーロウ、エリオット・ケネディ
脚本:ジェームズ・グラハム
演出:ダイアン・パウルス
振付:ミア・マイケルズ

 

 

ビリー・タイ(J.M.バリ役)、

クリスティン・ドワイヤー(シルヴィア・ルウェイン・デイヴィス役)、

ジョン・デイビッドソン

(チャールズ・フローマン役/ジェームズ・フック船長役)、

カレン・マーフィー(デュ・モーリエ夫人役)
ターナー・バーシセル(ピーター、ジャック、マイケル役)、

コナー・ジェームソン・ケイシー(ジョージ、ピーター、ジャック役)、

ワイアット・シルブス(ピーター、ジャック、マイケル役)、

バーグマン・フリードマン(ジョージ、ピーター、ジャック役)、

タイラー・パトリック・ヘネシー(ジャック、マイケル役)、

コリン・ウィーラー(ジョージ、ピーター、ジャック役)

クリスティーナ・ベレンスキー、ケイトリン・コーエル、

サラ・マリー・チャールズ、エイドリアン・チュウ 、

カルヴィン・L・クーパー 、ドウェルヴァン・デイビッド、

ネイサン・ダスツニー、ヴィクトリア・ヒューストン・エレム、

トーマス・ミラー 、ノア・プロムグレン、ウィル・レイ、

クリスティン・リース、コーリー・リーヴス、ディ・トマセッタ、

マット・ウォルペ、メリッサ・ハンター・マッカン、

コナー・マックロイ 、マシュー・クイン

 
<プログラム&グッズ>
 
 
 
<タイムテーブル>
 
 

 

<あらすじ>

 

19世紀後半のイギリス。仕事が行き詰まって落ち込んでいた

劇作家J.M.バリは、未亡人シルヴィアと4人の子ども達と出逢う。

父親を亡くし傷心していた三男ピーターは悲しみを乗り越えるため、

自らの純粋な心を閉ざし、大人になろうとしていた。

しかし劇作家バリと交流を深めていくうちに、「物語(小説)」という

「想像」が生み出す輝かしい世界に希望を見いだし始め、同時に、

自分の夢や希望を捨てることが大人になることではないと悟る。

そんな風に成長するピーターや、兄弟たちの無邪気さをみて、

バリも劇作家としての自分の原点を思い出す。

「劇playとは遊びplayだ、自分の純粋な気持ちに正直になって

いいんだ」と。そして自分が空想した世界を基に

「ピーターパン」の物語を作る。高尚な芝居が求められた当時の

ロンドンでファンタジーは無謀ともいえるチャレンジであった。

そんな中、無惨にもピーターと兄弟たちを新たな悲しみが襲う。

そのときピーターがみつけたものとはー。

永遠の物語を生み出した作家と彼を囲む人達の知られざる真実。

 

 

 

この話が実話で映画にもなったという事でしたが、

映画未鑑賞。「ピーターパン」の話もよく知らないままの観劇。

本物の白い犬が出てきて会場ほっこり。

だが公園のベンチの下にもぐりこみ、あわてて引っ張りだす

キャストにクスクスと笑いが起こっていました。

フック船長に叱咤激励されるバリも面白かった。

 

 

 

 

バリをとりまく人間関係が複雑! 仮面夫婦のバリ夫妻。

結婚していると知りながら子連れでバリに近づくシルヴィア。

そんなシルヴィアの行動を苦々しく思い、”世間体があるから、

もうバリには会わないように”、と注意する母。

バリが帰宅すると、自宅では妻が他の男とイチャイチャ。

呆然とするバリに、「あなたの日記にはシルヴィアの事ばかり

書いてある!」と松居一代さん恐怖のノート状態。

こんなドロドロした話なのに、メロディも歌も明るく、美しく

アップテンポでギャップに頭がついていかず…

 

 

 

 

死に際に、子供たち4人をお願いと託すシルヴィア。

シルヴィアはバリの事を愛していたのではなく、

子供達の父親がほしかっただけなのでは?

と、シルヴィアがしたたかな女に見えてしまいました。

バリの妻がその後どうなったのかはふれられず、

「ピーターパン」の完成に沸くバリと劇団員とシルヴィアと子供達。

バリが子供達と接する事でインスピレーションを得て、

偉大な作品を残す事ができたエピソードなのだから、

そこら辺は深く掘り下げて考える必要はないのよ、

と自分に言い聞かせながらの観劇。

 

 

 

 

この日一番の拍手喝さいは、子供達の楽器弾き語りセッション。

ハモリも美しくて素晴らしかった!

金粉キラキラ舞う中、シルヴィアがネバーランドに

旅立つシーンは幻想的。

終演後、「シルヴィアってウェンディだったんだね~」

という話声が聞こえてきたけれど、「ピーターパン」の話を

知らない私には、心の中で”へーそうなんだ”だった。

終演後の写真撮影OKタイムは、「ビリー・エリオット」同様、

携帯の起動が遅すぎてまたしても間に合わなかったぁ~えーん

 

 

 

 

 


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