12月24日(木)上野学園 石橋メモリアルホール
18:30開演の上原理生・酒井崇バリトンリサイタル
「Christmas Gift」を聴きに行きました。
<出演>
上原理生 (バリトン)
酒井崇 (バリトン)
濱野基行 (ピアノ)
誉田未季 (クラリネット)
<セットリスト>
<アンコール>
♪ あずさ2号
♪ クリスマスソングメドレー
(あわてんぼうのサンタクロース、ジングルべル、
赤鼻のトナカイ、ママがサンタにキスをした、
きよしこの夜 等)
思えば去年のクリスマス・イブはプリンスライブで
会場でサイリウムをふっていたのだった。
一部はクラシック中心、二部はクラシック、ミュージカル楽曲、
クリスマスソング、等バラエティに富んだ選曲。
理生君のシューマン歌曲集、素晴らしかった。
ミュージカルではなかなか聴く事が出来ない
空気がビリビリと響くような低音での貴重な生声。
立ち姿も美しくてギリシャ彫刻のようだし、目福耳福だった。
酒井さんのあたたかみのある歌声と
ベートーヴェンのゆったりとした優しい
メロディでアルファー派が放出。癒されました。
二部では理生君ソロコンサートの時にも歌ってくれた
♪Lascia ch'io pianga、大好きなドン・ジョヴァンニの
♪シャンパンの歌と続き、ホフマン物語の劇中歌は
何度か聴いた事はあるものの、初めて聴いた歌、
♪輝くダイアモンドと、オペラの歌がたくさん聴けて嬉しかった。
「リナルド」と「ホフマン物語」が見てみたくなりました。
♪焼けいちょうの約束は、戦争で空襲にあったいちょうの木が
黒こげになってもなお、葉が芽吹き、現存している事を
歌った歌との事。そして戦後復興の様子を歌った
♪ヨイトマケの唄、激戦の地となった沖縄の歌・
♪花、とこの3作の選曲はドラマ性があり感動しました。
特に♪ヨイトマケの唄は光景が見えてくるようで涙…
周囲でも目頭を押さえる人がたくさんいました。
三部では酒井さんがトナカイのカチューシャ、
他のキャストの皆さんはサンタ帽で登場。
緊張気味の客席がリラックスムードに…
アンコールでは理生君と酒井さんがまさかの
♪あずさ二号を熱唱。二人だけで歌っているとは
思えないくらいの声量とパワー。
クリスマスメドレーでは手拍子も入り、
♪きよしこの夜は観客も一緒に歌いました。
休憩をはさんで2時間半以上歌い通しの
ボリューム満点コンサート。外は寒かったけれど
心がほんわかと温かくなる素敵なコンサートだった。
いろいろな歌がたくさん聴けて素敵な歌の
クリスマスプレゼントになりました ≧(´▽`)≦