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コン・ファンク・シャン ライブ@ビルボードライブ

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4月7日(木)ビルボードライブ1stステージの

Disco & Funk Party featuring Con Funk Shun
に行って来ました。



会員でも入手するのが大変なチケットだったとのこと。




<アーティスト>


マイケル・クーパー / Michael Cooper(Guitar, Vocals)
フェルトン・パイレート / Felton C. Pilate

(Trombone, Keyboards, Vocals)
マイケル・クレイトン / Michael V. Clayton(Keyboards, Vocals, MD)
エリック・ヤング / Eric M. Young(Bass, Vocals)
ロナルド・モトン / Ronald G. Moton(Saxophone, Vocals)
スキップ・マーティン / Skip Martin(Trumpet, Vocals)
ブライアン・カーター / Brian Carter(Drums)
デイル・チャン / Dale E. Chung(Percussions)



IMG_20160407_175751978.jpg


日暮れ前の景色。



ドリンクはレディバグで、




食事はマルゲリータピザをオーダー。





コン・ファンク・シャン、昔聴いていた時はそれほど思い入れはなく、

今回もなつかしいな、くらいな感覚でとったチケットだったが、

追加公演も含めてチケットは完売。前方席で見れた事はラッキーだった。

ボーカルのフェルトンさんがセンター、ホーンセクションが

その周り、両端がギター。下手側にマイケル・クーパーさん。

メンバーは全員黒いシャツに、CFSの文字がプリントされた

ジャケットかベスト着用。歌いながらターンしたり、

ステップをふんだり、歌の途中でストップして間をとった後に

歌いだす、など、客席の盛り上げ方がすごかった。




途中フェルトンさんが歌いながら客席通路に降りてきて、

お客さんとハグしたり、膝の上に座ったり(笑)、と盛り上がり、

ちょうど私の前で、「I need you~ I need you~」と

歌いあげてくれて大感激だった。通路側で良い席だったな( ´艸`)

マイケルさんのソロもあり、ルイ・アームストロングのような

声からの歌いだしに、稲妻が走ったかのような衝撃。

神ソウルな歌声に全身鳥肌状態。求めていた歌声がそこにあった。

スキャットからのメンバー紹介もメロディに乗ってテンポ良く、

ずっと聴いていたいくらいリズミカル&ソウルフル!





2ndステージは終演後にサイン会があるようですが、

終演が23時を過ぎるから、終電に乗れなくなる時間帯。




展示してあるT-シャツが2XL。デカい!




素晴らしいライブだった。また来日してほしい。


The Jack Moves ライブ@ビルボードライブ東京

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4月8日(金)ビルボードライブ東京1stステージの

「The Jack Moves」来日公演に行って来ました。




<説明文>

2016年、彗星のようにシーンに現れたモダン・ヴィンテージ・ソウル界の

逸材、ザ・ジャック・ムーヴス。60~70年のソウル・ミュージックへの

深い愛情とともに、ヒップホップやR&Bの要素も取り入れるモダンな

センスも有する彼らが、デビュー・アルバム『ザ・ジャック・ムーヴス』を

引っさげ、4月にビルボードライブに初登場する。





<アーティスト>

ズィー・デスモンデス / Zee Desmondes

(Vocals, Multi-instrumentalist)
テディー・パウエル / Teddy Powell(Drums)
ジョシュ・オーティス / Josh Ortiz(Keyboards)
アーロン・フランシスコ / Aaron Francisco(Bass)





Zeeの白いギターと夜景がミステリアスだった。




ドリンクはカリフォルニアレモネードで、




夕飯は、「農家ベーコンとキャベツ、チェリートマトの

アーリオ・オーリオフィットチーネ」という長いタイトルの

パスタをオーダー。美味しかった。





先日コットンクラブで聴いた「エイドリアン・ヤング」の

ライブ同様、トーク少な目で、アーティストは

それぞれの立ち位置からは移動ぜずに演奏。

コール&レスポンスも派手なパフォーマンスもなく、

久々に座ってゆっくりと歌を聴きました。

オールドソウルから影響を受けた、という事ですが、

対談記事の中で、自分たちの音楽に”レトロ”という

言葉を使われる事に疑問を持っているようで、

いろいろとこだわりを感じました。




Zeeの衣装は不思議だった。上半身は素肌が見える

黒い毛糸?で編み上げたもので、パンツがデニムの

ガウチョパンツのような感じ。靴はヒールが

若干高めのオレンジ色のローファー。

歌は甘いソウルという感じだった。”Make Love"の歌の時の

Zeeの恍惚とした表情が忘れられない。愛にまつわる

テーマの歌が多く、ポップスのような感じにも聴こえました。

いろいろな要素がつまっていて、新しいのに

ノスタルジーな雰囲気もある不思議な音楽。

演奏も、Zeeの歌声も素晴らしく、目の前で

聴く事ができて嬉しかった (´∀`)



<グッズ>



IMG_20160408_204517828.png





1789 バスチーユの恋人たち

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4月9日(土)帝国劇場17時開演の

「1789 バスチーユの恋人たち」プレビュー公演を観に行きました。

ネタバレありますのでお気を付け下さい。




入口~






ロビ~



 

グッズ~




チャームはこんな感じ。




<タイムテーブル>




<この日のキャスト>





潤色、演出 : 小池修


<出演キャスト&配役>


http://www.tohostage.com/1789/cast.html



<あらすじ>


民衆は貧困にあえぎ、貴族は贅沢に溺れる18世紀末のフランス。
農夫ロナンは父を貴族に殺害されたことをきっかけに、

パリへ飛び出し、革命派に身を投じる。デムーラン、ロベスピエール、

ダントンら熱き仲間を得て、新しい時代に希望を燃やす。
一方、宮廷に仕える心優しき侍女・オランプはマリー・アントワネットと

フェルゼン伯の逢瀬を手引きしてパリにやってくる。
マリー・アントワネットをつけ狙う一味との騒動に巻き込まれた

ロナンはオランプと運命の出逢いを果たす。
決して出逢う筈のなかった二人は強く惹かれ合うも、

対立する身分が壁となる。そして、愛に悩む彼らの心を

揺さぶるかのように革命の足音が近づいてくる…。
1789年7月14日、バスティーユ牢獄襲撃。
遂に革命の火蓋が切って落とされる―。





宝塚版を見ていないので、初1789。

プログラムによると、宝塚版はスターシステムに則った

構成に潤色してあったが、帝劇版は「天と地」~天に

座するアントワネットと地に生きるロナン、その間で迷う

オランプの三人を軸とする群像劇とするべく、

「革命の兄弟」と「武器を持て」の2曲を新たに

依頼した、との事でした。オーケストラは無し。

窓越しに見える奥の背景が変わる事で、場所の変化を表現。

セットがシンプルだと思ったら、奥の壁が城門の

開閉のように手前に倒れてきてびっくりだった。

手前にはせりがあり、舞台手前側面の壁から

キャストが出入りしたり、客席通路を使用したするので

キョロキョロしてしまった。そして最前列センターの

お客さんはライトを当てられて参加型な演出に…(≧▽≦)





アントワネットのドレスの豪華さに目が釘づけ。

何度も衣装チェンジがあるのですが、どれも華やかで

素晴らしいものでうっとりだった。着てみたい~(´∀`)

高貴な身分を隠して下々の者が出入りする場所に

お忍びで出かける、なんてところと、ロナンとロビンが

ダブって見えてきてしまい、「レディ・べス」を思い出した。

市民役と革命派の役者陣は、舞台で見慣れた扮装、

似たような役柄で期待通り、というか予想通りだったのですが、

貴族サイドのベテラン勢が予想外キャラクターだった。

秘密警察・ラマール役の坂元健児さんに大爆笑。

ルイ16世の弟・アルトワ役を演じる吉野圭吾さん、

「レディ・べス」のシモンの衣装によく似てる。

黒地に銀の刺繍衣装がすごく似合っていて素敵だった。

得意の催眠術でオランプを誘惑しようとするが、いつも

近くにいるラマールが術にかかってしまう(笑)

岡さん演じるペイロール伯爵はロックスターのようなカリスマ感。






思ったよりも政治的な側面が描かれていて勉強にもなった。

二幕はほとんどダンスと歌で、ロック歌手のPVのよう。

市民が決起してから革命までずっと歌タイムが続くのに、

ロナン登場後、銃殺されてあっという間に革命が終わり

気が付いたら人権宣言していて展開が早い。

ロナンの妹・ソレーヌ役のソニンさんと、

女性陣の歌とダンスがカッコ良かった。

公演プロデューサーが「ロックオペラ モーツアルト」と同じ

アルベール・コーエンさんとドーヴ・アチアさんとの事。

ダンスがキレキレで、皆で踊るとすごい迫力。

通常のミュージカルのダンサーさんが踊るようなダンスを

役者陣が踊って、ダンサーさん達は体操の床運動状態。

バク転、空中回転にひねりが入って、すご技炸裂。

「おー白井選手がいっぱい!」と心の中でつぶやく。

プロフィールを見たら、体操経験者だらけだった。

オランプ空中浮遊のマジックもあり、エンターテイメント性が

高い楽しいミュージカルだった。






「I Love Musical」の昼・夜セット券の特典内容

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<チケット情報>

昼・夜セット券、特典内容決定。



昼・夜セット券をご購入の方には、出演歌手複数人が

直筆サインをしたグッズを公演当日にプレゼント致します。
(サインする歌手についてはお選びいただけません。)





サインほしいけど、昼間仕事休めないよー ・°・(ノД`)・°・

それにしても、海外有名アーティストのコンサートでの

SS席特典というと特製トートバッグとか、腕時計とか、

Tシャツとか、特別に制作したグッズの話をよく聞くのだが…

先日のラミンのソロコンサートでのサイン付きポスターが

良い例ですが、ミュージカルの役者さん系

コンサートはキャストにサインを書かせる事が多いのね。



海外アーティストのSS席特典について書かれた記事 ↓

http://madonna-superarena.blog.so-net.ne.jp/2015-10-03




先行で予約した夜公演のチケットを発券したら、

1枚がアリーナサブセンターの前から4列目…

ともう1枚が前から23列目くらいの端…

それというのも、当初一人で行くつもりで

先行開始初日にとったのだが、イル・ディーヴォの

コンサートの時に、「音が悪いから武道館でやる

コンサートはもう行きたくないわ」と言っていた

母が、その後、「I LOVE MUSICALっていう

コンサートに行きたい!」と言い出したため、

後からもう1枚予約をしたら離れた席になってしまったという訳。

母には「武道館はもう行かないって言っていなかったっけ?」

と聞くと「そんな事言ってたっけ?」とすっとぼける始末。

いやいや、本当に忘れているのかもしれないが…

この場合、やはり年長者に良席を譲るべきなのだろうか…



~崩壊シリーズ~「九条丸家の殺人事件」

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4月13日(水)俳優座劇場14時開演の
~崩壊シリーズ~『九条丸家の殺人事件』

を観に行きました。

ネタバレありますのでお気を付け下さい。




ロビー






<公演プログラム>




<タイムテーブル>





原作:“THE PLAY THAT GOES WRONG”
by Henry Lewis, Jonathan Sayer & Henry Shields

上演台本・演出:オークラ

出演: 山崎樹範、松下洸平、上地春奈 、久保田秀敏、
伊藤裕一 、大水洋介(ラバーガール)、

長谷川忍(シソンヌ)(Wキャスト) 、彩吹真央 、梶原善


<あらすじ>


これまでまともな上演をした事がない劇団「荻窪遊々演劇社」が

満を持して上演する殺人ミステリー劇『九条丸家の殺人事件』

開幕初日。セットのドアが開かなかったり、あるはずの

小道具がなかったり、役者がセリフを間違えたりと、

本番中まさかのアクシデントが立て続けに勃発!

それでもシリアスな芝居を必死に続けるが…

舞台は奇想天外な展開に…!





2015年英国オリヴィエ賞最優秀コメディ賞受賞作品。

Wキャスト、この日のキャストはラバーガールの大水洋介さん。

開演前のアナウンスから既に芝居が始まっており、大爆笑。

素人集団の寄せ集めで幕を開けた芝居。

スポットライトが誰もいない位置に当たり、

死体役の役者が咳込んで動く。

雪を降らせるシーンで、紙吹雪をまいているスタッフが丸見え。

登場シーンでドアのたてつけが悪くて開かず、

壁を無視して脇から登場。壁にかけられた時計や

絵画がドアの開閉の振動で床に落ちる(笑)

暖炉の棚に物を置くシーンがたくさんあるのに、

肝心の暖炉の棚が下に落ちているのでおさえながらの演技。






屋敷の執事?金田一は、台詞がとび、台本を時々

読みながらの演技。九条家の次男、精二役は普段はホスト。

台詞にちょいちょい「フォー!」という掛け声が入り、

ポーズがチャラいし。彩吹さんは、宝塚歌劇団をめざし、

受験するも不合格になり、キャバ譲になった里田愛役。

ミュージカルっぽい身振り手振りの大げさな演技が面白かった。

松下君、なぜかやけにダボダボの借り着のような

スーツで登場。熱い演技だった。普段消防士の設定だけにね( ´艸`)







ラストはセットが壊れまくり、「8時だよ、全員集合」状態。

(家崩壊シーンは若い人で知っている人はいるのだろうか?)

芝居が、座長の浮気問題にすり替わり、舞台上で

同棲相手の舞台監督か、キャバ譲の里田かを選ぶ、という、

かなり現実離れしたストーリーでしたが、松下君のコミカルな演技、

彩吹さんのいきなり開いたドアにぶち当たり失神シーン、

金田一役の梶原善さんが手錠をはめられて

なかなか移動できない大慌てシーン等、

ツボスポットが定期的におそってきて面白かった。

明日仕事しながら思い出して二ヤけそう~( ´艸`)


ビジュアル画像を見て思う事…

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劇団AUN第23回公演 「桜散ラズ…」の吉田鋼太郎さん。





CUBE PRESENTS 「ヒトラー、最後の20000年

~ほとんど、何もない~」 の古田新太さん




大人計画「あぶない刑事にヨロシク」の皆川猿時さん。



おじ様方が大変な事になっている…

なんだか分からないけれど、自分も頑張ろうと思ったA-_-;)

グランドホテル (GREENバージョン)

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4月16日(土)赤坂ACTシアター12:30開演の

「グランドホテル」を観に行きました。



だいぶ枯れてきていましたが、お花がたくさん。



プログラムは1500円。他、グッズ。



休憩なしのミュージカルは新鮮だった。

自分的には2時間くらいの公演だったら休憩はない方がいい。





脚本:ルーサー・ディヴィス
作詞・作曲:ロバート・ライト&ジョージ・フォレスト
追加作詞・作曲:モーリー・イェストン
演出:トム・サザーランド
翻訳・訳詞:市川洋二郎
振付:リー・プラウド

<Team GREEN 出演>

中川晃教、宮原浩暢(LE VELVETS)、戸井勝海、昆夏美、藤岡正明
味方良介、木内健人、大山真志、金すんら、友石竜也、青山航士、
杉尾 真、新井俊一、真瀬はるか、吉田玲菜、天野朋子、岡本華奈
湖月わたる、スペシャルダンサー、樹里咲穂、光枝明彦、安寿ミラ


<あらすじ>


若く美しく、だが貧しいフェリックス・フォン・ガイゲルン男爵(宮原浩暢)は、

ギャング(青山航士)による借金の取り立てから逃げている。

帝政ロシアで一世を風靡したバレリーナ、グルシンスカヤ(安寿ミラ)は

座員を養う引退興行のためにベルリンへ。重い病を患う会計士

(中川晃教)、オットー・クリンゲラインは、これまでの貯金を全て使って、

人生の最期の日々を豪華なホテルで過ごそうとしていた。

傾きかけた織物工場の娘婿社長プライジング(戸井勝海)は、

会社を立て直す会合のためにホテルへ。

ハリウッドでスターになることを夢に見るタイピストのフレムシェン

(昆夏美)はプライジング社長の私設秘書に誘われる。

偶然にもグランドホテルで出会い、それぞれの人生が変わるような

一夜を過ごす。「グランドホテル、ベルリン。いつも変わらない。

誰かが来て、誰かが去っていく。ひとつの命が終わり、ひとつの命が

生まれる……。ひとつの心が引き裂かれ、ひとつの心が高鳴る…。

ひとりの男が牢獄へ行き、ひとりの男がパリへ旅立つ。

時は過ぎる、淡々と。人生も回り続ける。グルグル、グルグルと……。






REDは原作に忠実な、新しい旅立ちを予感させるハッピーエンディング、

GREENはトム・サザーランドさん演出バージョンで、このあと戦争へ

走っていく当時のベルリンの重苦しさを描き出す悲劇的エンディング、

という話らしいのですが、今回はGREENバージョンを観てまいりました。

重厚そうなホテルのセットが高級感を醸し出していて、

いかにもセレブ達が集いそうな雰囲気。

中央の回転扉は、グルグル回る人生をあらわしているのだろうか。

そしてやけにキャストが椅子やテーブルの上に乗っての

演技・歌が多かったのが気になった。





この舞台の主役って男爵なの?と思うくらい、男爵の見せ場が

多かった気がする。宮原さんの声量と長身のせいで

目立っていただけなのかもしれないが

男爵の感情が全く見えてこないところが気になった。

ミュージカルなんだから歌さえ上手けりゃいいでしょ、という

意見もあるとは思うのですが、葛藤や、動揺や、グルシンスカヤへの

愛情がもっと分かりやすい形で見えたら入り込めたかも。

二股かける好色役にしては、誠実そうで堅実そうに

見えてきてしまい、自分の中の男爵像とはズレがあった。

ウィーン系ミュージカルのヨーロッパの皇帝役とか似合いそう。





色気といえば、戸井さん演じるプライジング社長がフェロモン

MAXだった。顎に手を当てながらタイピスト(昆さん)を

値踏みするような目つきで見て、「まあ、いいだろう」的に

うなづくしぐさがとってもエロティック。

若手が無理にやるととってつけたようになるような

ねっとりした視線…とてもセクシーな社長だった。






ややおちぶれ気味のバレリーナ・グルシンスカヤ、

周囲がまだ人気があるように見せかけるところは

「サンセット大通り」のノーマを思い出した。

「DNA-SHARAKU」ではあまり歌が聴けなくてモヤモヤしていたので

アッキーの歌が聴けて良かった。演技も一人だけ笑いをとる

シーンがあって、面白い。あまり人とかかわらない

人生を送ってきたのか、ちょっと優しくされると、

皆良い人に見えてしまうところが悲しい。






今回びっくりしたのは、昆さんのダンスシーン。

ダンサーさんにまじり、かなり激しいダンスも何のそので

キレキレダンスを見せてくれました。素晴らしかった!

藤岡君演じるエリックが赤ちゃんを抱くところは、光景が妙に

しっくりきて、実生活とダブって見え、ほっこりした気分になった。

これから戦争に向かう中、エリックとその家族は戦火をくぐりぬけて

生き延びてほしい、と願わずにはいられないラストだった。

そしてなんだかんだでフレムシェンが一番たくましく、

したたかな生き方をしているな、と思ったGREENバージョンでした。

REDのハッピーエンディングバージョンも気になる。



あぶない刑事にヨロシク

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4月16日(土)本多劇場19時開演の

「あぶない刑事にヨロシク」を観に行きました。

ネタバレありますのでお気を付け下さい。




関係者からのお花が多かった。



入場時にクラッカーの配布あり。




クラッカーの使い方説明。





プログラムは800円で荒川さんと皆川さんの写真付き。





作・演出 : 細川徹
演奏 : TUCKER ほか

出演 : 皆川猿時、荒川良々、池津祥子、村杉蝉之介、

近藤公園、上川周作、早出明弘、本田ひでゆき(本田兄妹)
映像出演 : 宮藤官九郎、三宅弘城、少路優介




ドラマ『あぶない刑事』に憧れる「そんなにあぶなくないコンビ」の

タナカとヨシダが、大小様々な事件に立ち向かっていく姿を描く物語。

開演前に、この舞台は「あぶない刑事」の新作では

ないという注意喚起がありました (笑)

「あぶない刑事」を見ていなかったので、見ていたらもっと

面白いんだろうな、と思えるような台詞やシーンがたくさんありましたが、

それより何より、皆川さんがキュートで愛らしくてたまりませんでした。

客席にライトが当たり、客席通路から登場した早出さん。

お客さんの女性を一人拉致して舞台上に上げ、人質に…

刑事の皆川さんは、人質救出の際、間違えて相棒を銃殺。

オープニングからインパクトありすぎの演出に大爆笑だった。




署内の刑事たちが個性的すぎて笑いが止まらなかった。

上司の村杉さん、「どうだ、今夜一杯行くか」と手をクイッと

やりながら同僚を誘うが、クイッの手はロシアンルーレットの事で

村杉さんと飲み屋のおかみさんと、事情を知らない新米刑事の

上川さんの三人がロシアンルーレットを楽しむシュールな光景。

上川さんが、その事を相談すると、先輩刑事の近藤さんは

「皆で集まって話し合う集会があるからお前も来い」と

怪しげなセミナーに誘う。そのうち宗教を立ち上げる。

紅一点のマドンナ、池津さんは少年課の刑事。

常に発情していてい男性と二人きりになりたがる。

新米刑事の荒川さんは、皆川さんとコンビを組むが、

銃の扱いが乱暴で暴発連発。怖いもの知らずで、

相棒の皆川さんが巻き込まれて何度も死にかける (≧▽≦)





面白かったのが、捜査の途中で行列ができるカレー屋に並ぶ

皆川さん。撃たれた傷から出血し出して、それを心配した荒川さんが

ささえようとした時に手についた血液を、皆川さんの背中でふく。

振り向いたら背中には血で書いたナチスのハーケンクロイツマークが…

大きな声で追い払ったホームレスが、心臓発作で倒れた事で

人工呼吸をすることになった皆川さん、ヤダヤダ言いながら

マウストトゥーマウス。無鉄砲な荒川さんに、命の危険を感じ、

半泣きしながら上司に「コンビ解消させてください」と頼む様子が

かわいかった。2時間出ずっぱりで、汗だくなので共演者泣かせ。




早出さんも本田さんも人力舎所属の芸人さんとの事。

早出さんの自身のネタでもある中国人設定の刑事が面白かった。

肝心のクラッカーは、というと、皆川さんが、たくさんのやくざ達に

囲まれて銃で撃たれる、という設定のシーンで使われました。

フライングするお客さんがいて、「お前は破門!」と言われていて爆笑。

皆川さんはあぶない目に遭うと、よりかわいくなるのだそうだ。

(細川徹さん談) 本当にその通りだった。

こんなにかわいいおじさまは、いまだかつて見たことがない。

飛んだり跳ねたり踊ったり歌ったり泣いたりビビったり、

すねたり怒ったりパン一ではしゃいだり…ととにかく忙しい。

面白くて2時間笑いが止まらなかった。皆川さんの魅力にすっかり

やられてしまいました。キャラクターグッズがほしいくらいだ。

今回の大人計画も濃くて面白かった~ (≧▽≦)








スウィーニー・トッド

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4月20日(水)東京芸術劇場13:30開演の

「スウィーニー・トッド」を観に行きました。




エントランス左にあるキャストサイン入りパネル。




<グッズ>




公演プログラムの写真が真っ黒なので写真を載せました。




<タイムテーブル>





作詞・作曲:スティーヴン・ソンドハイム
脚本:ヒュー・ホィーラー
原作:クリストファー・ボンド
演出・振付:宮本亜門



<出演>

スウィーニー・トッド・・・市村正親
ミセス・ラヴェット・・・大竹しのぶ
乞食女    ・・・芳本美代子
アンソニー・・・田代万里生
ジョアンナ・・・唯月ふうか
ターピン  ・・・安崎 求
ビードル  ・・・斉藤 暁
トバイアス・・・武田真治

中西勝之、岡田誠、神田恭兵、三戸大久、中山昇、那須幸蔵、

ひのあらた、水野栄治、若泉亮、秋園美緒、家塚敦子、菅原さおり、

高橋桂、多岐川装子、福麻むつ美、舩山智香子、岡本大地


<あらすじ>


舞台は18世紀末のロンドン。フリート街で理髪店を営む

ベンジャミン・バーカーは、その妻を横恋慕する悪徳判事

ターピンによって無実の罪で流刑にされる。15年後

“スウィーニー・トッド”と名を変えて街に戻った彼は、

大家のミセス・ラヴェットから、妻の自殺と、娘ジョアンナが

ターピンに養われていることを聞かされる。ミセス・ラヴェットの

ロンドン一まずいパイ店の2階に再び理髪店を構え、

商売道具のカミソリを手にスウィーニー・トッドの復讐劇が始まる。





ひょっとしたら東京芸術劇場で生オケの公演を観たのは初めてかも?

「スウィーニー・トッド」は自分の3大大好きミュージカルの一つ。

あとの2つは「レ・ミゼラブル」と「ジャック・ザ・リッパー」。

キラキラしたヨーロッパ宮廷ものが苦手なせいか、

全部貧民街の陰鬱としたものばかり…(^▽^;)

ミセス・ラヴェットは、バーカーに会ったことで、ニ幕では

肌の血色を良くし、髪にもツヤを出しているとのこと。

そして劇中で使用されるパイは、西麻布のアントニオのパイなのだそうだ。

だがこの舞台を見た後はしばらくパイが食べたくなくなるのよね。




不協和音のようにも聴こえるのに、一度聴くととりこになり

クセになる♪スウィーニートッドのバラード。

悲劇的なオペラのような旋律と大迫力の歌声にゾクゾクしっぱなしだった。

やっぱり大竹さんと市村さんのコンビは楽しくていいわ~

「スクルージ」を見逃したので、復帰後の安崎さんを舞台で見るのは

初めてでしたが、今回はターピン役の他に、歌唱指導もされていました。

プログラムのソンドハイムの歌について語られた

コメントが、とても深く、興味深いものでした。

田代君のアンソニーは初見でしたが、包容力があり、

そこはかとなく色気を感じる素敵なアンソニーだった。

中西さんのピレッリもうさんくさ度MAXで良かったなー








市民が早着替えで精神病院の患者たちに変わるところは

見事な演出。脱走では客席通路を通ってロンドンの街へ向かう。

ゾンビ達が街に放たれたようで恐ろしい光景だった。

前回公演でバックステージツアーに参加する機会がありましたが、

パイ屋さんのセットを真下から見上げると、けっこうな高さが

あった事を思い出しました。






マダムとバーカーの人肉パイのシャレ歌では、

前回同様時事ネタが盛り込まれ、大統領(のパイ)は?

という問いに「トランプ苦手」と返す市村さん ( ´艸`)

最初の首切りからの階下へ死体を落とすシーンでは、

客席から大笑いが起きる。ここって笑うところだっけ?

今回は、やけにトバイアスの純粋さに心打たれ、感情移入した。

夫人の「今まで優しくされた事がないんだね」という言葉が悲しくて、

トバイアスの不幸な生い立ちを勝手に想像してしまいました。

マダムへの信頼感が強くて、見ていてつらくなってしまった (TωT)

生きていたとしたら、大量殺人鬼としてさばかれるんだろうか…

ジョアンナとアンソニーのその後も気になる。

今回もあれこれとアナザーストーリーの妄想が広がる舞台だった。



朝からガックリ…(T_T)

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朝起きたらプリンスが亡くなったというニュース。




学生時代は周りは皆ジャニーズファンばかりで、
プリンスが好きだと言って、ドン引きされた事が、何度かあったから、
中・高時代は、プリンスファンだという事を封印していた…
コンサートは2回行った。実家に置いてきた
LPレコードやステッカー類はまだとってあるのだろうか。
ファミリーのシーラ・Eや、ザ・タイム、
アポロニア6も大好きでよく聴いたな。
セクシーでミステリアスで一番好きなアーティストだった。
心よりご冥福をお祈りいたします。





オバマ大統領の追悼の言葉

「今日、世界はクリエイティブなアイコンを失いました。
ミシェルと私も、世界中の数百万のファンと同様に、
プリンスの突然の死を嘆いています。彼ほど
ポピュラー・ミュージックのサウンドや道筋に影響を与え、
多くの人たちを感動させたアーティストはいません。
我々の生きる時代においてもっとも才能にあふれ、
多くの作品を残したひとりであり、プリンスは
あらゆることをやってのけました。ファンク、R&B、
ロックンロール。彼は演奏の名手であり、優れた
バンド・リーダーであり、衝撃的なパフォーマーでした。
彼は『強いスピリットはルールをも超越する』と
言っていましたが、彼ほど強く、大胆で、クリエイティブな
スピリットを持つ者は他にいませんでした。
彼の家族、バンド、そして彼を愛する全ての人たちに、
お悔やみを申し上げます」

今日の一般発売

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今日は行きたい公演の一般発売が集中してバタバタだった。

とれる訳ないと思ったけど、やっぱりとれなかった

オフブロードウェイ・ミュージカル「MURDER  for Two」


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最近、坂本君出演の舞台が全くとれない(TωT) 



劇団AUN「桜散ラズ」は、劇団HPと、

「ぴあ」で予約したが、ぴあはどの日もB列が出ていた。




コクーン歌舞伎「四谷怪談」は、軽く考えていたら

ネットがまったくつながらず…

松竹会員だった事を思い出し、チケット松竹にアクセスするも完売。

先行でエントリーしておけばよかったと後悔…

結局出かける時間になってしまい、ACTシアターに向かう

道すがらチケットを予約。スマホで座席を選ぶのってツライ。

階段踏み外しそうになった。歩きスマホは危険だ。

シアターコクーン中2階のバルコニーって座ったことがないんだけど

見え方どうなんだろう。サイドの席って大嫌いなんだよなー(´_`。)




5月は今のところ5公演だが、6月は9公演。

内1/3がビルボードライブとブルーノート。

ブライアン・マックナイトとTAKE6の

来日コンサートが待ちきれない(≧▽≦)


グランドホテル(RED)

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4月23日(土)赤坂ACTシアター12:30開演の

「グランドホテル」REDチームの公演を観に行きました。


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だいぶ花が減ったロビー。





GREENもREDも上演時間は変わらなかった。





【RED team】

成河、伊礼彼方、吉原光夫、真野恵里菜、藤岡正明、味方良介、
木内健人、大山真志、金すんら、友石竜也、青山航士、杉尾 真、
新井俊一、真瀬はるか、吉田玲菜、天野朋子、岡本華奈、
湖月わたる、スペシャルダンサー、土居裕子、佐山陽規、草刈民代




皆さまおすすめの伊礼男爵を見てまいりました。

いやー本当に、色男ぶりがすごかった! (≧▽≦)

グルシンスカヤへの憧れが愛に変わる気持ちの変化が

分かりやすかった。抱きしめた手を、愛おしそうに

なでまわす様子やら、首筋あたりに顔をうずめて、

離れがたくて仕方がないという表情やら、萌えポイントが

たくさんあった。あらがえない魅力を持つ男爵。

フレムシェンの髪についたゴミをとってフッと息を吹きかけるところとか

キザに見えるけれど伊礼君がやるとしっくりきて違和感がなかった。

フレムシェンの事はただの友人か、妹のように思っていたのか?





GREENとREDはラストだけでなく、ところどころ違っていた。

男爵とフレムシェンに割り込むオットーは、アッキーは

電話のシーンがあって笑いをとっていたけれど、

REDではあっという間にグイーンと引き離されていた。

成河さん、演技だけでなく、歌も上手い。ダンスも

楽器弾き語りもできるし、身体能力も高くて総合芸術の

化身のような人だわ。公演を見るたびに新しい発見がある。





草刈民代さんのグルシンスカヤ、たおやかで儚げで優美で素敵。

バーレッスンシーンも美しかった~(´∀`)

でもGREENチームのグルシンスカヤよりもヒステリックな感じ。

吉原さんの社長はセクハラ、なんてかわいいもんじゃなくて

もはや脅迫&レイプ…(>_<) すごい迫力でビビった。

戸井社長のじわじわせめる炭火型と違ってガスバーナー型。

欲を言うと藤岡君の歌がもっと聴きたかった。

ラストはREDの方が好きかな。両方観る事が出来て良かった。





令嬢と召使

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4月23日(土)シアタートラム19時開演の

「令嬢と召使」を観に行きました。





<タイムテーブル>




作 : ストリンドベリ(「令嬢ジュリー」より)
翻案 : 笹部博司
演出 : 一色隆司
出演 : 雛形あきこ、渡部豪太
ピアノ演奏 : 道脇直樹



<あらすじ>


令嬢ジュリーと召使ジャンとの関係を描いた1幕の戯曲である。

原作での設定は夏至の夜、ジュリーと召使ジャン、料理女

クリスティンと明記されている。しかし、今回の上演台本では

女と男二人の俳優で上演するよう再構成した。女は令嬢という檻、

男は召使という檻に入り、そこから舞台はスタートする。

まるで格闘技のように俳優と俳優の肉体とことばが逃げ場なく

激しくぶつかり合う。今回の「令嬢と召使」で二人の俳優の間に

起こることは、普遍としての男と女の心の体験となる。





二人の役者が令嬢と召使役になり、即興で物語を演じる、という設定。

雛形あきこさんは、伯爵令嬢と、召使の婚約者役の二役。

令嬢のジュリーはわがままで気位が高い。ダンスの練習相手を

つとめたジャンの事が気に入り、夜更けにジャンの部屋をたずね、

色仕掛けでせまってくる。人に見られると職を失うし、隣の部屋で

寝ている婚約者が目をさますから、という理由で令嬢をこばむジャン。

つれないジャンにだんだんイライラしていくジュリー。





しかし、巧みなジャンの作り話にだまされ、二人は一夜を共にする。

朝になると豹変するジャン。ジャンは男としての征服欲を

満たした事で満足し、令嬢に屈辱的な言葉を浴びせ、

ジュリーの心をズタズタに切り裂いていく。

手の届かない世界に生きる令嬢を自分の世界に

引きずりおろした事で勝ち誇ったように笑うジャン。

髪を振り乱して、「私は取り返しのつかないことをしてしまった」と

泣き叫ぶジュリー。雛形あきこさん涙を流してすごい迫力だった。

腰が低くて従順そうだったのに、ジゴロに豹変するジャンも

別人のようだし。主従関係が入れ替わり、

「一緒に逃げて」と懇願してすがる令嬢があわれだった。







ジャンの婚約者の料理女、こちらは声が低めで

ぶっきらぼうなしゃべり方。雛形さんの演じ分けが見事。

見ていて、昔見た「流されて」という映画を思い出しました。

船旅の途中、ボートで遠出した上流階級の人妻と使用人が遭難。

二人は無人島にたどり着くが、文明と隔絶された環境の中で

やがてその立場が逆転する、という物語。

見終わって、女性がシンデレラ願望を持つのと同様、

この手の話というのは、男性の征服欲と支配欲を

限りなく満たしてくれる話なのね、と思ったのだった。






IL DIVO AMOR & PASION ツアー 2016

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4月26日(火)日本武道館19時開演の

「IL DIVO ジャパンツアー 2016」に行って来ました。




<ワールドツアー詳細>


メキシコ、グアテマラ、パナマ、アルゼンチン、チリ、ウルグアイ、

パラグアイ、ボリビア、ブラジル、シンガポール、フィリピン、韓国、

日本、イギリス、アイルランド、デンマーク、ドイツ、ベルギー、

オランダ、チェコ、ポーランド、オーストリア、スイス、スペイン、

ポルトガル、ロシア、アメリカ、カナダ


<日本ツアー>


4/14     北海道  北海きたえーる

4/16     宮城   ゼビオアリーナ仙台

4/18     大阪   大阪城ホール

4/19     大阪   フェスティバルホール

4/20     愛知   日本ガイシホール

4/22     広島   広島文化学園HBGホール

4/25~28  東京   日本武道館 



1階南東エリアスタンド席から鑑賞。




今回購入したのは公演プログラム、トートバッグ、ペンライト。

ポスター付きCDは母の日用に確保。

プログラムは32ページ。写真たっぷり豪華版。

その他オフィシャルグッズ→http://www.udo.co.jp/Goods/IlDivo/index.html




ラテンのテーマに合わせて今回のペンライトは情熱の赤。




<セットリスト>


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<アンコール>


♪ Himno de la Alegría (第九の喜びの歌)

♪Time to say goodbye




Overtureが始まると、舞台後方の大スクリーンに真っ赤な炎が

映し出され、いつの間にかそれが女性の形に変わり、炎でゆらめく

シルエットにしばしみとれていると、キタ――(゚∀゚)――!!

舞台の一番高い台に立つ4人。最初の歌は♪べサメ・ムーチョ。

今回はオケの他に、男性ダンサーが3人、女性ダンサーが5人。

女性ダンサーは5人が5人とも美しくてスタイル抜群。

人種の違いなのか…腰の位置がありえない程高すぎ…

ダンサーさんに関してはプログラムに全く情報が記載されて

おりませんので、詳細不明なのが残念なところ…

歌に合わせて、ダンスもタンゴ、マンボ、サルサ等ラテン系。

男性ダンサーが女性ダンサーを持ち上げて、体の周りを

グルグルと回すアクロバティックな技も盛り込まれ、アイスダンスの

ショーを見ているような迫力のあるパフォーマンスでした。





11月に発売されたアルバム「アモーレ&パシオン」に収録されている

楽曲の他、メンバー一人一人がお気に入りの歌を披露する

ソロのコーナーもあり、選曲とトークも興味深いものだった。

ウルスは、オペレッタ「微笑みの国」から♪君こそ我が心のすべて、

カルロスが、フランクシナトラの歌、♪ニューヨーク・ニューヨーク、

セバスチャンはピアノ弾き語りで、ピアフ作の♪愛の賛歌、

デイヴィッドが歌劇「トゥーランドット」から♪誰も寝てはならぬ、

を歌ってくれ、会場は熱気と歓声につつまれ、盛り上がりました。

歌によってはカルロスのピアノ弾き語り、ウルスのギター、

メンバーのダンスまで楽しめて盛りだくさん。






「今回の音楽のテーマを選ぶにあたり、勉強した事がたくさんありました。

ラテン系の男性は女性のくどき方が上手なんです」という事で、

それぞれのメンバーが、これぞ、と思うくどき文句を、日本語で

披露するコーナーもあり、ところどころしか覚えていないのですが、

「地上に舞い降りた天使!」とか、「もしも今日で地球が終わるとしても

あなたと一緒にいたい」とか、客席に向かって次々と投げかけられる

極上の口説き文句。一人言い終わるたびに、「だめだ、俺に変われ」

と交代するところはお笑い芸人の「我が家」状態でウケた(≧▽≦)

トリはカルロスで、「もっと低い声が必要だね~。まず表情はこう。

そして胸をはだけて~、下も…」と言いかけてメンバーが止める(笑)

そして「もしもセクシーな事が罪だというのなら、あなたは一生

刑務所の中だ」 と言い、やり切った顔 (≧▽≦)せくしーだった。

カルロスが暴走すると、ウルスとデイヴィッドが、「カルロスさん!」

「もうお年なんだから!」と日本語でツッコミ、「まだまだ元気~!」

と返すカルロス。日本語コント、頑張ってくれて楽しかった~






2幕後半の♪Everytime I Look at You、♪Mama、

♪Passera、♪Somewhereでは、ピアノを中心とした伴奏で、

4人座っての歌披露。じっくりと聴き入る構成。

日本語で歌ってくれた”ふるさと”は、スクリーンの情景が

マッチして浄化されるような心地良さ。メンバーの

日本愛も伝わってきて感動だった。

アンコールは♪ Himno de la Alegría(第九の喜びの歌)、

♪Time to say goodbyeの2曲。

2時間40分、アンコールを入れると全28曲のボリューム。

情熱的でセクシーなステージ。あっという間だった。

優雅なオーケストラサウンド、照明の効果もあって、

目福耳福、最高のコンサートだった。




今日から休暇

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今日から休暇に入りましたが、気が抜けたのか

5年ぶりぐらいに風邪を引いてしまった (+_+)

引きこもりながらできる事、それはたまった

フライヤーやチケットの半券やグッズ等の整理。

今年は海外アーティストのライブも加わってさらに

バラエティに富んだファイリングブックになりそう。


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この作業中陥りやすいのは、懐かしんで

見返したり、読み返したりで思い出に浸る落とし穴。

ポスターは勢いで買ってしまうものの、後から収納に困り、

ほこりをかぶったまま放置している事が多い (-_-;)

黒いトートバッグはすぐ使うけれど、白いトートバッグは

汚れそうで使わずにしまいこんでしまうグッズの一つ。


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CDの整理をしていたら出てきた、ミュージカル

「プロミセス・プロミセス」のプログラム購入者特典のCD。


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貴重なお稽古映像とニューヨーク滞在記を見て浸る。



このミュージカル良かったなー。また観たいな。



GW中は4公演観劇予定。

知り合いに会わなさそうな気がする4公演。

早く体調を整えなくては…


フライヤーを整理していて思ったこと

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舞台関連グッズの整理に疲れ、夕飯はうどんに…(-_-;)

このコンサートのフライヤーに印刷された

”正に美女と野獣といったこの組み合わせ!”

というコメントになんとなく違和感…

”美女”は分かりますが、伊礼君とマテさんは、

野獣というよりもプリンス的なイメージの方が強いから…

ひょっとして私が知らないだけで、二人は

”美女と野獣”に野獣役で出演したことがあったとか…?


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この画像を見た瞬間からすでに百物語が始まっている気がする。


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美術館のチラシかと思ったら、


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↓ (裏) チェーホフの「かもめ」だった。

チェーホフ苦手なんだけど、田中圭さんは、コメディの舞台でしか

見た事がないので古典物でも見てみたい。
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大野幸人さんのソロ公演のチケットがとれた。

ニッポン放送イマジン・スタジオって初めて。

楽しみだな~


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ブロードウェイミュージカル「RENT」来日公演の

12/24のクリスマスイブ9PM公演と、

12/31のニューイヤーカウントダウン公演の時だけ、

チケットが2000円高い。毎年イブは家にいたことないけど、

今年はどんな過ごし方をしているんだろうな~

詳細 → http://www.rent2016.jp/


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NICK PITERAさんのオリジナル新作とグラミー賞受曲カバー

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久々にNICK PITERAさんのユーチューブを
訪問してみたら新作がアップされていました。

♪Like A Boy - Lyric Video - (original)




グラミー賞を受賞した
ブルーノ・マーズ&マーク・ロンソン ♪Uptown Funk カバー




下は個人的にハモリが絶品でお気に入りの2作品。
Andy Grammer ♪ Honey I'm Good カバー




アデル ♪HELLO カバー

REVO2016「SESSION ~情熱と生活~」 

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4月30日(土)新国立劇場 小劇場 18時開演の

REVO2016 「SESSION ~情熱と生活~」を観に行きました。

関係者からのお花が多かった。





<タイムテーブル>




センターステージの舞台






創作・演出・制作 : 広崎うらん


<出演>

加賀谷香、佐藤洋介、原田薫、中本雅俊、

平山素子(4/28 4/30 5/1)、松島誠、ナオミミリアン、桜木涼介、

池田美佳、西田健二、花島令、浅井好信、平原慎太郎、武元賀寿子、

辻本知彦、フィリップ・エマール、小島功義、ドゥワン・キム(4/29)

ピアノ/阿部篤志
コントラバス/小美濃悠太/内田義範
Voice / 中川晃教





広崎うらんさんの自腹公演のREVO。

初めて見たこのシリーズのneorevo2014「noise」が

素晴らしかったので、行ってまいりました。

REVOとは「レヴォリューション ダンスパフォーマンス」の略で、

コンセプトは、アーティスティックでありながら、ダンスを知らない

人たちにも楽しんでいただけるような作品、舞台づくりを目指し
広崎うらんさんプロデュースの基に結成された、との事。

席はサイドからでしたが、センターステージだったので見やすかった。





役はCA、役所の事務員、白衣を着た研究員、小学校の用務員、

観光ガイド、農作物を育てる母と、その娘、等、

日常のありふれた一シーンを切り取って、

音楽とダンスでつなぎ合わせて綴る舞台だった。

途中、照明や映像が宇宙空間のようにキラキラとなり

キャストがふわふわとただよう不思議な場面もありました。

楽しかったのは辻本さんのCA。ミニスカートのパンチラを

気にしながらのダンス ( ´艸`) 美脚を堪能致しました。

原田薫さんの三つ編み小学生まで… (≧▽≦) 





フィリップ・エマールさんのシャンソンや、アッキーの歌声。

迫力ある太鼓の音色、しっとりとしたピアノのメロディ、

そして通常のミュージカルの舞台では見られない、

斬新で個性的な振付が楽しかった。

「情熱と生活」、タイトル通り、日常の人間模様が交差する

熱いステージでした。




今日はここ。

バレエ 「ドン・キホーテ」

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5月3日(火)新国立劇場 オペラパレス 14時開演の

バレエ「ドン・キホーテ」を観に行きました。





ミュージカル「アニー」も上演中。

子供が小学生の時によく一緒に観た「アニー」。

息子たち、今は一緒に歩いてもくれない…(-_-;)





グッズコーナーに展示されているサイン。





<タイムテーブル>





芸術監督: 大原永子

音楽: レオン・ミンクス

振付: マリウス・プティパ、アレクサンドル・ゴルスキー

装置・衣裳: ヴャチェスラフ・オークネフ

照明: 梶孝三

指揮: マーティン・イェーツ

管弦楽: 東京フィルハーモニー交響楽団


キトリ(ドゥルシネア) : 米沢唯

バジル : 井澤駿

ドン・キホーテ : 貝川鐵夫

サンチョ・パンサ : 髙橋一輝

キトリトリの友達(ジュリエッタ) : 柴山紗帆

キトリの友達(ピッキリア) : 飯野萌子

エスパーダ : マイレン・トレウバエフ

街の踊り子 : 長田佳世

メルセデス : 本島美和

カスタネットの踊り : 堀口純

森の女王 : 細田千晶

キューピッド : 五月女遥

ボレロ : 丸尾孝子、中家正博

第一ヴァリエーション : 奥田花純

第二ヴァリエーション : 寺田亜沙子  他




<あらすじ>


騎士物語を愛読するドン・キホーテ。自分こそは勇敢な騎士と

思い込み、サンチョ・パンサをお供に冒険を求めて旅にでる。

活気あふれる港町バルセロナ。宿屋の看板娘キトリと

床屋のバジルは恋人同士。しかし、キトリの父ロレンツォは

娘をお金持ちのガマーシュと結婚させようとする。

父から逃れるため、ふたりは町はずれの居酒屋へ身を隠すことに。

狂言自殺を図るバジル。ドン・キホーテはふたりの結婚を認めるよう

ロレンツォを説得。父が認めると、ふたりは喜び合う。そして、

結婚式が公爵の館で盛大に行われる。



バレエでは、ドン・キホーテは主役ではなく、物語の端々に

登場するだけの脇役的存在。物語の中心は若い男女の恋物語。

「ドン・キホーテ」は機会があったら見てみたかったバレエの演目の一つ。

スペインを舞台に繰り広げられるラブ・コメディ、との事で

ストーリーも分かりやすく、見どころ満載だった。

酒場のシーンでは、踊っているキャストだけでなく、

脇で愛を語り合うキャストだったり、ドン・キホーテの持ち物が

重すぎて運ぶのに四苦八苦しているサンチョ・パンサ等、

街人の演技も楽しめました。

食べ物をくすねて追われるサンチョが、街人につかまって、

宙に飛ばされるアクロバティックなシーンもあり。




街一番の伊達男、エスパーダと闘牛士たちが赤い布を振り回して

踊るシーンでは、バレエ「海賊」同様、勇ましくてカッコ良かった。

TAOを思い出してしまった。



振付もフラメンコの振付が取り入れられており、

オケに合わせて手拍子が入ったり、女性陣は扇、

男性陣はギターを持ちながらのダンスシーンがあったりして

リズミカルで陽気な音楽にテンションが上がりました。

メルセデスの長いドレスを翻しながらのダンス。

情熱的で色っぽくて素晴らしかった~ (´∀`)




ドン・キホーテが気絶したときに見る夢に出てくる

幻想的な森のシーン。ビビッドな赤、黒衣装に変わって

淡い色調の衣装に変わり、とてもロマンティック(´∀`)

キューピッド達もたくさん出てきて幻想的でした。





最大の見せ場、キトリとバジルの結婚式の豪華なグラン・パ・ド・ドゥ。

キトリの連続回転、バジルの片手リフト、数々の見せ場が続き、

ブラヴォーと拍手がいつまでも鳴りやまず…

バレエ音楽は、終わり方がジャジャジャジャーン、と盛り上がるものが

ほとんどで、それに合わせたバレリーナ達の決めポーズが、

歌舞伎の見得を切るポーズのようで見ていて気持ちがいい。

Kバレエカンパニーの「ドン・キホーテ」も見たかった。

次は「ラ・バヤデール」を見てみようと思う。




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